道東を極める旅
道東の観光地をレンタカーで4泊5日で周る企画です。
ちょっとハードな行程ですが、運が良ければ満天の星空も見えますので、長時間の車の運転が苦にならない方にはおすすめのコースです!
行程
秋の道東を極めるということで、釧路から反時計回りに道東を1周して釧路に戻ります。
中標津空港発着のANA便を利用して「霧達布をスキップ」するともう少し楽なスケジュールになるのですが、JALパックのオプション・レンタカー代が3泊4日で2,000円と安かったので、今回はJALの利用で道東フル周遊にチャレンジします。
かなりレアな場所も周りますので、是非ルート設定の参考にして下さい。
1日目(霧多布)
釧路空港からの移動距離は短めですが、見どころが多いので宿の夕食の時間に間に合うためには各景勝地で過ごす時間の配分に注意が必要です。
景勝地の多くが道有林もしくは自治体や個人の土地なので、ドローンを飛行させるには各所との特別な調整が必要です。
また、霧多布岬はラッコがいるので、飛行禁止です。→ 警察に通報された事例ありとのこと。
- 釧路空港到着(9:40)
- 愛冠岬(厚岸町所轄)
- あやめヶ原(道有林)
- 涙岬展望台(お勧めスポット/一部が道有林)
- 琵琶瀬展望台
- 霧多布岬(北海道唯一の恋する灯台/飛行禁止)
- 宿泊:旅館くりもと
食事は「浜中で育ったホエイ豚の鍋に舌鼓♪お手軽御膳プラン(夕朝食付)」です。
2日目(納沙布岬・野付半島)
霧多布から納沙布岬を経由し知床までの移動になり走行距離が長い1日です。また、納沙布岬で日の出を見ようとすると相当早起きしなければなりません。
野付半島や知床には天然記念物のオジロワシなどがいるので、見かけた場合は飛行できません。
- 落石岬灯台
- 花咲灯台
- 納沙布岬(日本最東端)
- 春国岱(木道)
- 野付半島
- 羅臼間欠泉
- 知床峠(紅葉)
- 宿泊:世界自然遺産の宿 しれとこ村
食事は【お手軽夕食 イクラ丼プラン◆2食付き】キラキラ輝く新鮮イクラをたっぷり200g!!部屋食対応も可♪です。
3日目(知床国立公園)
知床観光がメインですが、駐車場から離れている景勝地が多いので歩く距離が一番長い1日になります。
知床五湖の木道からの離陸などドローンの飛行が禁止されている場所が多いので、飛ばす場合は特に注意して調べて下さい。
- フレペの滝(乙女の涙)
- 知床五湖(紅葉)
- オシンコシンの滝
- 天に続く道 展望台
- ハイランド清水725(屈斜路湖)
- 宿泊:川湯温泉 コテージログハウス川湯
今日の宿は、星景写真の撮影にも適した街から離れた一部屋貸形式の長屋型ミニコテージです。食事はついていません。
川湯観光ホテルは日帰り入浴できるとの情報なので行ってきます。
4日目(阿寒国立公園)
団体客が少ない観光地を中心に周りますが、逆に人が少ないので熊への注意が必要です。
- 美幌峠(日の出が美しい)
- 神の子池
- 裏摩周展望台
- 開陽台(地球が丸く見える)
- 阿寒湖(紅葉)
- オンネトー
- 宿泊:阿寒 ドリフトウッドロッジ
今日の宿は、星景写真の撮影にも適した農地の中のフィンランド製4人用ログコテージで、オーナーの手作りの2食付です。
阿寒湖畔のホテル御前水は日帰り入浴できるとの情報なので、宿への途中で立ち寄ります。
5日目(釧路湿原)
最終日は時間的には余裕がありますが、展望台までの移動が徒歩となるので、ドローンを飛ばすのであれば離陸ポイントまで荷物を運ぶ気合が必要です。
- 釧路湿原展望台
- 釧路空港出発(15:10)
【参考】入林届
入林届の申請に利用する地図を探すのが結構大変でした。ご参考までにその一部をお伝えします。
- 根釧東部森林署
尾岱沼
https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/keikaku/other/attach/pdf/konsentoubu-12.pdf
- 網走南部森林署
フレペの滝
https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/keikaku/other/attach/pdf/abasirinanbu-24.pdf
神の子池
https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/keikaku/other/attach/pdf/abasirinanbu-25.pdf
- 根釧西部森林署
摩周湖
https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/keikaku/other/attach/pdf/konsenseibu-22.pdf
- 十勝東部森林署
オンネトー
https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/keikaku/other/attach/pdf/tokatitobu-10.pdf
国立公園内のドローンの飛行には、入林届以外にも各所への届出や確認が必要なので注意してください。
国定公園・道立自然公園の飛行は、下記の情報などを参考にして手続きしてください。
【参考】国定公園及び道立自然公園におけるドローンの使用について
旅費
旅費の総額は、
53,700円
でした。内訳は、
- JALパック 45,200円 (割引クーポン5,000円適用後、宿2泊)
- オプション 2,000円 (レンタカー4日)
- 3泊目 6,500円 (川湯温泉 コテージログハウス川湯)
- 4泊目 9,800円 (阿寒 ドリフトウッドロッジ) → JALさん負担
- 5日目(レンタカー) 4,000円 (1日分の追加料金) → JALさん負担
です。
最初は3泊4日の予定だったのですが、帰りの飛行機が欠航となった関係で日程が1日プラスになり、4泊目の追加料金はJALさんが負担してくれました。
ラッキー!!!
なお、環境省によると、国立公園では
「湖などに墜落したドローンを回収できないと不法投棄で罰せられる・回収に行くときに立ち入り禁止地域には入れない」
とのことなので、各所に届出・確認して飛行許可を取ったとしても、回収可能な範囲で飛行してください。
現地のレポートは、本編としてブログにアップしますので、ぜひご覧ください!